大人になり好みが変わる。なんて話はよくあるもので、特に変化が起こるのは趣味の方向性だったりするかもしれない。
子供の頃おもしろく感じたアニメとか漫画がいきなり陳腐に感じたりすることもあるるだろう。ただ、思い出によって面白く感じるとかもあるので、作品は違うけれど同じような作りのもの、とかの話だ。

音楽でもあるかもしれない。昔は頭をガンガン振るような激しいロック? を聴いていた人がクラシックにハマるとかもありそう。
考え方が変われば、趣味の方向性も変わるのだろう。

しかし、不思議だなといつも思うのが、味覚についてだ。
基本的に人間に必要な栄養素はきっと変わらない。まぁ歳を重ねることで、あまりエネルギーを使わなくなり、油物が減るとかはありそうだけれど、それは味覚ではなく食欲の話になるので少しズレる。

個人的に感じた味覚の変化はなんといっても、

トマトだ。

本当に子供のころは食べられなかった。学校の給食に出てくるミニトマトとか本当に無理。
食わず嫌いではなく、食べさせられて無理だった。
今でも思い出せる。皮と中身の間にある所の食感と匂いが本当にダメだった。
だから、トマトケチャップとかソースは大丈夫で好きで昔からピザは大好物。

話の流れからすると、食べれるようになったんだなと予想がつくだろう。
その通りだ。
まず、トマト酢を薄めて飲むことにハマった。
最初はたまたま、上司に健康に良いと勧められて飲んだのだけれど、これが思いのほか美味しかった。今までの感覚があって喉を通るのに抵抗を感じはしたのだけれど、美味しいと感じたことに驚いたのを覚えている。
それから自分でも買ってしばらく飲んでいたら、ふとトマト食べられるんじゃないかとスーパーで思いつき購入すると、輪切りにして塩を振って食べてみたところ、すごい美味しかった。
今では塩もいらずにかぶりついたり、ミニトマトを買って寝る前に食べたりしている。

今日から夏本場といった感じ。夏バテにならないように夏野菜しっかりたべよう。
次回予告『トウモロコシはレンチンで』(§)